今多い子供の病気
今多い子供の病気
夏型感染症 増加
2017-06-22
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大阪府感染症発生動向調査 平成29年第24週 (6月12日~ 6月18日) の上位5疾患は感染性胃腸炎、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、ヘルパンギーナの順でした。
今週は夏型感染症を中心に、子供の病気が増えてきました。手足口病とヘルパンギーナの増加が目立っており、手足口病は警報レベル開始基準値を超えている地域もみられています。コクサッキーウイルスA6が主に検出されています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と咽頭結膜熱も先週よりやや増加の状態で、子供の病気は増加の傾向です。
池田市内でも子供の病気が少し増えてきました。手足口病を中心にA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、アデノウイルス咽頭扁桃炎がみられる施設が増えています。腸炎ではウイルス性胃腸炎に加え細菌性腸炎も増えてきています。
季節を問わず、細菌による胃腸炎や食中毒に注意しましょう。サルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌などの感染です。下痢や腹痛が止まらない時、血便などの際には早めの受診をお勧めします。火が十分通っていない肉類(生レバ・肉刺・ユッケなど)は子どもさんには危険です。
(池田市医師会 文責N.A.)
2017年6月22日記
手足口病 増加続く
2017-06-08
大阪府感染症発生動向調査 平成29年第22週 (5月29日~ 6月4日) の上位5疾患は感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、咽頭結膜熱、突発性発しんの順でした。
今週もA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病の報告が多く、特に手足口病の増加が目立ちます。また感染性胃腸炎、咽頭結膜熱は先週よりやや減少の状態です。
池田市内では先週に続きこどもの病気は少ないようですが、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、アデノウイルス咽頭扁桃炎、手足口病が多い施設もみられます。腸炎ではウイルス性胃腸炎に加え細菌性腸炎も増えてきています。
季節を問わず、細菌による胃腸炎や食中毒に注意しましょう。サルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌などの感染です。下痢や腹痛が止まらない時、血便などの際には早めの受診をお勧めします。火が十分通っていない肉類(生レバ・肉刺・ユッケなど)は子どもさんには危険です。
日曜・祝日・夜間の小児救急体制(池田市立休日急病診療所、豊能広域こども急病センター)についてはホームページをご参照下さい
(池田市医師会 文責N.A.)
2017年6月8日記
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 増加
2017-06-01
大阪府感染症発生動向調査 平成29年第21週 (5月22日~ 5月28日) の上位5疾患は感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、咽頭結膜熱、突発性発しんの順でした。
こどもの病気は全体に増加傾向で、今週もA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病の増加が続いています。また感染性胃腸炎も増えています。インフルエンザは非流行期になっています。
池田市内では全体としてはこどもの病気は少ないようです。保育園や幼稚園では感染性胃腸炎、アデノウイルス咽頭扁桃炎、手足口病が多い施設もみられます。腸炎ではロタウイルスや細菌性腸炎もみられ、原因はいろいろのようです。
季節を問わず、細菌による胃腸炎や食中毒に注意しましょう。サルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌などの感染です。下痢や腹痛が止まらない時、血便などの際には早めの受診をお勧めします。火が十分通っていない肉類(生レバ・肉刺・ユッケなど)は子どもさんには危険です。
日曜・祝日・夜間の小児救急体制(池田市立休日急病診療所、豊能広域こども急病センター)についてはホームページをご参照下さい
(池田市医師会 文責N.A.)
2017年6月1日記