今多い子供の病気
今多い子供の病気
感染性胃腸炎 増加
2017-11-19
感染性胃腸炎 増加
大阪府感染症発生動向調査 平成29年第45週 (11月6日~ 11月12日) の上位5疾患は感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、手足口病、水痘の順でした。今週も全体に病気は少ないですが、感染性胃腸炎とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が先週より増加しています。また手足口病は引き続き減少しています。
池田市内でも流行している病気はなさそうです。発熱、咳や鼻汁の普通感冒が中心で、一部の患者さんでケンケンする咳(クループ)や喘息を併発して夜間呼吸が苦しくなる例がみられます。またA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増えてきている印象です。
季節を問わず、細菌による胃腸炎や食中毒に注意しましょう。サルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌などの感染です。下痢や腹痛が止まらない時、血便などの際には早めの受診をお勧めします。火が十分通っていない肉類(生レバ・肉刺・ユッケなど)は子どもさんには危険です。
日曜・祝日・夜間の小児救急体制(池田市立休日急病診療所、豊能広域こども急病センター)についてはホームページをご参照下さい
(池田市医師会 文責N.A.)
2017年11月19日記