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健康相談Q&A

このページは、池田市広報紙に掲載された内容です。

健康相談 Q&A

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肥満について

2016-08-01
Q:健康診断で肥満と言われました。詳しく教えてください。
 
A:肥満とは身体に脂肪が過剰に蓄積して体重が増えた状態のことをいいます。これは摂取エネルギーが消費エネルギーを上回った結果余ったエネルギーが脂肪として蓄えられている状態で、蓄積した脂肪の量を簡便に推定する指標として体格指数〈=体重(㌔)÷身長(㍍)÷身長(㍍)〉が用いられています。この体格指数(BMI)が25以上を肥満としていますが、骨格筋が発達した運動選手、腎臓や心臓の病気でむくみをきたしそのために体重が増えている人ではBMIが25以上でも肥満とはいいません。肥満とはあくまでも体に脂肪が過剰に蓄積した状態のことなのです。
 25以上になると糖尿病、脂質異常症、高血圧症が起こりやすく、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などによる死亡率が高まります。特にへその周囲の長さが男性では85㌢以上、女性では90㌢以上の人はこれらの疾患になりやすいといわれています。
 では肥満の人はどのようにすればいいでしょうか。まず摂取エネルギーを減らすため食事療法を行ってください。必要な摂取エネルギー量は身長によって異なりますが、例えば身長が160㌢でBMIが25以上30未満の人は1日に1400㌔㌍、BMIが30以上の人は1100㌔㌍位の摂取量とするのがよいとされています。まずはかかりつけの先生に相談してください。
 このような食事制限を行った上で運動を行ってください。まず歩行などの軽い運動から始めるのがいいでしょう。毎日8000~1万歩を目標に努力してください。体操、速歩、水中の運動などのやや激しい運動を試みるのもいいでしょう。運動は長続きすることが大切です。
 人にもよりますがこのような食事制限と運動で1カ月に2~3㎏の体重を減らすことが出来ます。BMIが22になることを目標に頑張ってください。

頭部の打撲には注意を

2016-06-01
Q:小児の頭部外傷について、どんな時に精密検査が必要ですか?
 
A:小児は成人に比べて、頭部の重量比率が大きいため、転倒すると頭部をよく打撲します。また成人に比べ頭蓋内の隙間が少なく、打撲による脳への刺激で脳自体が腫れやすく頭痛やおう吐などが生じやすくなっています。ただ日常で遭遇する小児の頭部外傷のほとんどが低い位置からの転倒による打撲で脳自体には影響が少なく、擦り傷やたんこぶ程度の比較的軽傷なことが多いです。打撲部を冷やした上で、安静にして様子を見ましょう。打撲の直後は痛みや恐怖でしばらくは泣き続けますが、10分程度で収まります。その後、機嫌が直れば続けて経過観察をします。翌日に症状が改善していたら、心配はないと思われます。
 もし打撲直後から5分以上不自然にボーとした状態が続く、打撲前後5分以上の記憶がない、3回以上おう吐を繰り返して機嫌が悪い、けいれん発作、手・足の動きに異常が見られる、打撲部の頭蓋骨に骨折が疑われるなどの症状が現れたときは注意が必要です。脳挫傷や脳出血の心配がありますので、これらの場合は直ちに病院(脳神経外科)を受診してください。診察をを受けた上で、担当医の判断でCT検査やMRI検査の精密検査が行われます。

骨粗鬆症について

2016-04-01
Q:骨粗鬆症とはどんな病気ですか?
 
A:WHOでは「低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患」と定義しています。簡単にいえば〝骨がもろくなって、骨折しやすくなる病気〞のことです。日本では、高齢化に伴い患者が増加し、現時点で1300万人(男性300万人、女性1000万人)と推測されています。閉経後の女性に特に多い病気です。
 危険因子として加齢や女性の閉経があります。閉経による女性ホルモンの急激な低下で10年前後で骨粗鬆症にいたるケースが多くみられます。また、やせ形・親の大腿骨近位部骨折の既往・喫煙・飲酒・ステロイド・関節リウマチ・生活習慣病なども危険因子です。ほかにも続発性の骨粗鬆症を引き起こす疾患もあります。 予防の三原則は「日光浴」「運動」「食事」です。カルシウムのほか、たんぱく質、ビタミンD、ビタミンKを摂るように心掛けましょう。
 骨粗鬆症診断は骨密度と脆弱性骨折(軽微な外力で発生した骨折)の有無で決まります。
 ①脆弱性骨折が背骨の骨折や大腿骨近位部骨折の場合は骨粗鬆症
 ②そのほかの脆弱性骨折の場合は骨密度が若年成人平均値の80㌫未満
 ③脆弱性骨折がない場合は骨密度が若年成人平均値の70㌫未満と定められています。骨粗鬆症と診断されたら薬物治療が原則です。薬物治療には骨が溶けるのを防ぐ骨吸収抑制剤、骨ができるのを促進する骨形成促進剤があり、骨粗鬆症の状態によって医師が選択します。
 早期の診断がとても大切で、池田市では満18歳以上、満70歳までの市民の方を対象に骨粗鬆症検診を行っています。特に閉経後の女性の方は受診をお勧めします。

重症化する前に治療を

2016-02-01
Q:高齢者が発症しやすいごえん性肺炎について教えてください。
 
A:ごえん性肺炎は通常の空気感染などの肺炎ではなく、飲み込む動作(嚥下)がうまく働かなくなることによって生じる肺炎です。食べ物や唾液、胃液が誤って気管に入ることをごえんと言います。
 正常な状態では食べ物や唾液を飲み込む際、飲み込んだものは胃に流れ込み、気管や肺に入ることはありません。
またごえんがあったとしてもせきが出て異物を排出しようとします。ところが高齢者は生理的に嚥下機能が弱くなり、せき反射も低下しているためごえんしやすいだけではなく、ごえんがあっても排出する機能が弱くなっています。ごえんすると口腔内に誰にでも存在する常在菌が気管・肺に入り込み炎症を起こし、ごえん性肺炎が起こります。
 症状は高齢者ではせき・たん・発熱などの典型的な呼吸器症状を伴わないことが多く、何となく元気がない、喉がごろごろしている、息苦しそう、せき込むことが多いなどで気づかれることが多く、周囲が注意してあげることが必要です。
 予防策は、口腔内の衛生を保つこと(雑菌を減らす)、食材を適度な大きさにカットしてとろみをつける、食後すぐに横にならない、眠るときも上体をやや起こして眠るなどの工夫である程度防ぐことが出来ますが、脳血管障害の既往があったり、神経疾患があると嚥下機能が著しく低下していて容易にごえん性肺炎を繰り返すことがあります。実際にはレントゲンを撮影しないと判断できませんので、同居のご家族がいつもと様子が違うと感じられたら医療機関にご相談ください。

冬場の健康対策

2015-12-01
Q:入浴時のヒートショックについて教えてください。
 
A:ヒートショックとは自宅内の温度差で血圧が急上昇、急低下し、その結果健康に悪影響が起こることをいいます。血圧が急上昇することで脳卒中(脳梗塞や脳出血)、心筋梗塞を発症しやすくなり、急低下することで失神(一過性意識障害)を招きます。特に入浴時に生じやすく、年間1万人以上が入浴中に急死したという報告もあります。
 居間などは暖房で適度に温められていますが、浴室やトイレには暖房が行き届いていません。暖かい部屋から寒い脱衣場や浴室への移動で血管が収縮し血圧が上昇、浴槽で熱い湯に触れた直後と肩まで浸かることにより反射的に血圧がさらに上昇し、その後身体が温まることで血圧は低下、浴槽から出た直後にはさらに血圧が低下する…など、短時間の間に急激に血圧の変動が生じ心・脳血管障害が生じやすくなります。
 ヒートショックの影響を受けやすい人は65歳以上の高齢者の方、高血圧症や糖尿病、呼吸器疾患などの方、あるいは過去に心・脳血管病にかかったことがある方などです。
 対策としては、居間と脱衣場、浴室との温度差をなくすことが理想的ですが、入浴前に脱衣場に暖房器具を置いて温めておく、浴室はあらかじめシャワーで温めておく、浴槽に浸かるときもかけ湯をしてからゆっくりと入る、出るときは急に立ち上がったりせずに、浴槽の端を持ってゆっくりと立ち上がることなどで予防することができます。また過度の長湯はせず、お湯の温度は熱すぎない程度(41℃程度)とする、飲酒直後の入浴は避けることも大切です。
 気温の冷える冬場は入浴時の事故が最も増える季節です。各部屋の保温対策などに加えて、ご家族が入浴中のときは時々声掛けをしてあげることも良いかも知れません。
一般社団法人池田市医師会
〒563-0024
大阪府池田市鉢塚1丁目2-1
TEL.072-751-2534
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■各種検診
各診療所においては、各種健診事業(特定健診・特定保健指導・肺がん・大腸がん・前立腺がん・女性のためのがん検診・妊婦健診)等を行っています。
■学校保健
保育所・幼稚園・小中学校・高校等に校医を派遣して健診事業を実施、学童生徒および教師の健康管理をしています。
■予防接種
池田市から委託をうけた市内の個別医療機関で各種予防接種を実施しています。
集団接種(BCG接種)は、池田市保健福祉総合センターで、個別接種は市内の予防接種実施医療機関で実施しています。

■休日・急病診療
日曜日、祝日、GW,年末・年始には池田市立休日急病診療所に医師を派遣し対応しています。
また豊能広域こども急病センターにも医師を派遣して、小児の急病に対応しています。「休日・夜間の診療案内」をご覧ください。

■介護保険事業
介護保険認定事業、障害者区分支援認定事業等に協力し、他業種の専門員と協力して同事業の円滑な運営に協力しています。
また医師会内に訪問看護ステーションと介護相談センターを有し、専門看護師と各医療機関が連携して安心して在宅医療を受けることが出来るように努めています。
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